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徳之島は「もしも」に強い

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2021年6月13日、徳之島は50年に一度の記録的な豪雨の日でした。でも島民はわりと普通に対応しています。その強さの理由を考えてみました。

目次

台風と、徳之島

徳之島は地震はほぼなくて、津波もあんまりない。台風はそこそこあって、数年に一度大型で強い台風が来ると、停電・断水・ガスがとまったりします。

こんわくなちゃれ

オリンピックよりちょっと多い、イベントな感じ。

島民の台風対策

台風は他の災害と異なり、事前に準備する事ができます。島民の台風対策はこんなことをしています。

  • 雨戸を閉めるor窓をテープで補強
  • 食料の買い込み(電気・ガスが止まっても調理できて、冷蔵庫に入れなくていいもの)
  • お風呂いっぱいに水を張っておく(トイレの水を流す用などに使える)
  • ガスコンロを用意
  • 車のガソリンを満タンにしておく(移動手段の確保、クーラーほしいとき)
  • 非常用電源の用意
  • 避難場所の確認

台風が来るとわかると、島民の買い込みがはじまります。食料や生活用品がすぐなくなり、陳列棚ガラガラです。保存食系やオムツなどは、日頃から予備を持っておくと安心。買い込むときは、冷蔵庫は使えなくなる前提で用意しましょう。

はなまるなちゃれ

保存食や電源等の要らない保冷ボックスを事前に準備しておくとばっちり!





さとうきびって台風に強い作物だから今日まで主要産業なのかも

被害総額10億円の台風

私が経験した、いちばんひどい台風がこれです。

よく台風が来る島なだけあって、台風対策も結構手慣れてるというか、一種のイベントのようでした。

停電は医療機関の近い都心部で1日、田舎のほうだと1週間近く続きました。私がイベント感覚で済んだのは停電が1日で済み、周りも被害が全然なかったからでしょう。

台風が収まってきてからは、島民は野次馬に進化しがちです。自主パトロールしている車だらけになりました。

いちばん大きな被害を受けたエリアである伊仙町では、屋根吹っ飛んで雨さらしの物件もよく見かけました。ただ、そういったのは大体闘牛を飼っている牛小屋だったように思います。トタン屋根で、あまいつくりになっていたかもしれません。屋根が飛んでくる側も怖かったことでしょう。

伊仙町にある数少ない信号も、1週間くらい停止してました。でも全然問題なかったです。車の量が少ないし、なにより譲り合いが素晴らしかった。都会ではこうはいかないでしょうね。

台風後の復旧がもの凄い

で、やっと本題です。徳之島が「もしも」に強いのは、ここから。(もちろん事前対策ありきです)

屋根吹っ飛んだら、みなさんだったらどうします?とりあえず業者探しません?

ひらめきなちゃれ

島民は自分たちで解決します。

被害が大きかったおうちに、ご近所さんが集まって応急処置。これがものすごいスピードとクオリティで繰り広げられました。大工でもないのになんでそんなに出来るの!?って思いましたが…島民としてはこれが「当たり前」なのでしょう。都会人よりもずっとサバイバル能力が高いことを感じました。日頃から島民同士の結びつきが強いことも功を奏しているように思います。

ちなみに応急処置後は、「災害保険で直そ〜むしろグレードアップしよ〜」って人が多かったため、きちんと業者に依頼し順番待ちしてた人が多かったように思います。逆に島民性というか…保険未加入の方も結構いました。相当痛い思いをしたことでしょう。

表に出ない、徳之島の被害

「もしも」に強く、自分たちで応急処置できること。知名度の低い離島であること。そんな理由で、これだけの被害があってもニュースではそんなに取り上げられなかったりします。

かなしみなちゃれ

実際は記事のとおり、農家を廃業したり、資材が足りなかったり、お金がなかったり…

他の地域も、災害が起きた瞬間はニュースになっても、その後を伝えてくれるのはドキュメンタリーな取材が入ったときくらいなのでしょう。物語は生きている限り、まだまだ続いていくのに。すぐに情報が消費され忘れられていきます。

ぐるぐるなちゃれ

私もたまたま徳之島に移住したからこの島に興味関心を持っているけど、隣の島のことですらよくわからない。

結局すべてを知り、すべてに対応することなんて(私には)出来ないから、目の前の人や大切な人に、出来る範囲でなにかする、ってことが大事なのでしょう。

今回の豪雨も、がけ崩れ等が起きているようです。島のみなさんを信じること、自分が出来ることを少しずつ実践したいものです。

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