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【第9回】トクノシマトゲネズミに歴史的大発見フラグ【世界で三種類】

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2021年7月、徳之島を含む奄美・沖縄は「生物多様性」を認められ、世界自然遺産に登録されました。今回はアマミノクロウサギと並ぶ希少性をもつ徳之島の固有種「トクノシマトゲネズミ」をご紹介。ネズミの天敵であるハブから逃れ続けられたのは何故?世界中のいきもので3種類しか持っていない、生物学的な特徴って?謎だらけの生態に迫ります。

目次

トクノシマトゲネズミとは?

引用:朝日新聞デジタル

徳之島の固有種であるネズミ。

  • 2006年に新種として発見
  • 国の天然記念物(2008年)
  • 絶滅危惧種ⅠB類

アマミノクロウサギと同様の希少性を持つよ

生態

  • 体長8.9~16cm+尾長6.1~13.5cm
  • 広葉樹林に生息
  • 夜行性
  • 行動圏内は234.46㎡(正方形なら15.4m×15.4mくらい)
  • 雑食(サツマイモ、アリなど)
にんまりなちゃれ

徳之島は産地開発やノネコによる捕食などで一時頭数が激減していたけど、最近は回復傾向。ノネコ対策やパトロールが功を奏しているんだとか!

こちらも夜行性

ジャンプして移動する

トクノシマトゲネズミがジャンプして移動するのは、ハブの攻撃を避けるため。

ハブの餌の80%はネズミ。天敵の攻撃を巧みに避ける習性を身に着けたおかげで、共存出来ているんだとか。

あかるいなちゃれ

自分の身長の何倍もの高さを飛ぶよ!

分類

以前トゲネズミ属はトゲネズミだけで構成されていましたが…沖縄島、奄美大島、徳之島の各個体群は染色体数や染色体の型が異なるので、それぞれ別の固有種であることがわかりました。

トクノシマトゲネズミとアマミトゲネズミは、600万年前~200万年前に分化したといわれています。

ガリべんなちゃれ

600万年前といえば、人間に近い「ヒト亜科」という動物があらわれた時代。大きな脳を持ち、二足歩行ができるようになった頃だね。
アウストラロピテクスで、400~300万年前。
トクノシマトゲネズミの凄さがわかるね!

1100年前の遺跡

世界で3例!特殊な染色体

哺乳動物のオス・メスは、両親から受け継いだ遺伝子の結合タイプによって決まり、染色体はX・Yという記号で表されます。

  • XY…オス
  • XX…メス

ところがトクノシマトゲネズミはY染色体が欠落しており、X染色体しかないのです。(X0型:エックスゼロ型)

なのに、オスもメスも存在している…この謎が解明されたら動物生態学の分野でビックニュースになるといわれています!

びっくりなちゃれ

この事例はヨーロッパのネズミ1種類と、アマミトゲネズミ、トクノシマトゲネズミの3種類にしか発見されてないんだって~!

世界遺産シリーズ

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