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空から知る徳之島【秋利神編】

秋利神(あきりがみ)とは、徳之島天城町にある渓谷が美しいエリアのこと。島口で「アキギヤン」といいます。今はシンボリックな赤い橋が架かっていますが、昔は交通難所として有名でした。実はこの景色、奄美群島でも見られるのは秋利神だけ!太古の歴史を感じられる、すごい場所なんです。

目次

秋利神とは

天城町にある渓谷が美しいエリア。島口だと「アキギヤン」といいます。

はなまるなちゃれ

住所は「秋利神」ではなく、西阿木名(にしあぎな)なんだよ

近くの定食屋さん

昔は交通難所だった

今でこそ、秋利神架橋が架かっているので移動はかなりスムーズ。

橋が架かる前は…

急勾配と急カーブ、断崖絶壁の三重苦で、かつては徳之島最大の交通難所でした。

事故の絶えない土地柄だったため、何とか橋を建設しようと1982年に三町一丸で建設促進期成同盟が生まれました。

1986年には事業が開始され、1992年に橋の全体像が完成されて開通となりました。

徳之島観光連盟
ひらめきなちゃれ

赤くて大きな橋が「天城大橋」、隣のコンクリートの橋が「秋利神大橋」、ふたつあわせて「秋利神架橋」が正式名称ぽいよ~

天城大橋は、全長245m、高さ90mもある鋼のアーチ橋。色は赤。鋼の橋としては鹿児島県で最長だという。

島の散歩
すきすきなちゃれ

夕焼け最高よ!ぜひ見て~!

実はめちゃ珍しい渓谷

奄美群島は昔、陸続きでした。地殻変動によって琉球が細分化され、現在の島々になっていきます。

奄美大島/徳之島➡大陸からの分離によって生まれた島(山の島
喜界島/沖永良部島 / 与論島➡海底サンゴ礁の隆起によって生まれた島(台地の島

詳しくはこちら

赤い橋が架かっているところが秋利神エリア。秋利神川が石灰岩の台地を切り裂くように流れています。

びっくりなちゃれ

実はこれ、激レアな景色。

石灰岩の台地は、雨水が地下に浸み込んでしまうので、河川は発達しにくいんだそう。(だから沖永良部島・喜界島・与論島は溜池が発達してるんだって)

でも徳之島には台地だけではなく山もあります。山の場合、雨は地表を伝わり、河川へと発達していくのです。(山の多い奄美大島は河川や滝が多いよね!)

徳之島・秋利神の景色は、台地と山の両方があるからこそ見れる!奄美群島で「石灰岩を切り裂く川がつくる渓谷」は秋利神だけなんだって~!すごい!

この講義で教えてもらいました

徳之島に架かる2つの大橋まとめ

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