空撮のためにDJI Mavic2Pro用のいろんなアクセサリーを試しました。買ってよかったものと、実体験に基づいて正直にレビューします。

買ってよかったもの
Fly Moreキット

必需品。Mavic2Proの最大フライト時間は31分。1日数回飛ばしたいシチュエーションが必ずやってきます。

予備バッテリーが2本あると、午前中3ヵ所がっつり撮影できるイメージ。
カーチャージャーもついてきますが、充電が結構ゆっくりなので…最初に使ったバッテリーをフル充電してもう一回使うのは厳しいかも。
私はホエールウォッチングで午前&午後乗船しており、乗船中に充電環境がないので、バッテリーを買い足して全部で4本にしました。泳いで撮影もするので、空撮オンリーだったらもう少しバッテリーあってもいいかも。



チャンスを逃したくないもんね!
FlyMoreコンボについてくるショルダーバッグも優秀!実は初代MavicProのバックはバッテリーが入りきらなかったんです。でもMavic2Proはバッテリーが全部で4本入るし、ジャストフィットで便利!これがあれば、わざわざケースを買う必要はないです。
ケアリフレッシュ
機体を1年間で2回までリフレッシュ交換できるサービス。
機体を持って最初のころは操縦も慣れず、もしかしたらぶつけてしまったり、水没させてしまうこともあるかもしれません。Mavic2Proはすごい良い機体なのでリスクは低いのですが、周りには墜落させた人もしばしば。



この料金で2回も交換してくれるなら、修理したり買いなおしたりするより全然おとく!
これに加入しておけば、他社の機体保険は1年間加入しなくても大丈夫。重複しちゃうからね。でも次の【賠償責任保険】は入っておきましょう。
賠償責任保険(無償付帯)
DJIのドローンを購入(登録)してから1年間、無償で賠償責任保険に加入することが出来ます。
- 人にけがをさせた…1事故につき1億円まで
- 物を破壊した…1事故につき5,000万円まで



万が一事故ってこんな金額請求されても、払えないよ…
この保険に1年間無償で加入できる!本当にありがたいですね~。
1年経つ前に、更新もしくは他社保険への乗り換えをするのを忘れずに!
プロペラガード(正規品)
買ってよかったもの、というより、買わざるを得なかったもの。
というのも、ドローンの飛行許可申請をする際にプロペラガードを付けたドローンの写真を添付する必要があります。以前まではサードパーティー製のプロペラガードでも申請が通ったのですが、2021年7月現在はDJI製のプロペラガードでしか申請が通らなくなりました。
マイクロSDカード
実はSDカードの良し悪しが、カメラの性能を左右しています。



Mavic2Proの高いカメラ性能を活かしきるために、高品質のマイクロSDカードを選ぼう!


- SDスピードクラス…Class10(必須)
- 耐久性…防水 IPX8
- 容量…お好み(おすすめは256GB)
- UHS…UHS3(4K対応)
- 最高速度…早ければ早いほど◎
- 読取(Read)…90MB~
- 書込(Write)…50MB~
レンズフィルター
- 青空がより青く!
- 海の色の反射を抑えられる!→水中が見える!
- 白飛びが抑えられる!
- シャッタースピードや絞りの操作可能範囲が広がる
私の場合、クジラ空撮のためには必須アイテムでした。クジラは哺乳類なので、息継ぎをしに水面に上がってきます。水中にいる段階からドローンで見つけるために、水面反射を抑えて水中が見えるようになるフィルターをつけました。



相乗効果だったのは、空がより青くなったことと、白飛びを軽減できたこと!
クジラの潮吹きや、ブリーチ(ジャンプ)などのアクションがあると、豪快な水しぶきが立ちます。急に明るい場所が増えると、白飛びしやすいのですが…フィルターでかなり軽減することができました。
PolarProはドローンフィルターのトップを走るメーカーです。フィルターはガラス製で、実際の使用した感想として、光学性能は信頼できる商品だと思いました。安物のフィルターだと画質劣化します。特にプラスティク製のNDは論外で、色が狂ったり、写真撮影では明らかに画質が落ちたりします。ひどい商品だと、ジンバルが狂ったりするので、注意が必要です。こちらの商品は金額は高いですが品質は保証されています。Mavic2 Proは20万近くする機体、フィルターは妥協しないほうが良いです。
Amazonレビュー
買わなくてよかったもの
機体用ケース
FlyMoreコンボについてくるショルダーバッグで十分でした。もし海や山などのハードな環境にドローンを持っていくならあってもいいかもしれません。
私は船上から毎日のように飛ばしており、ショルダーバッグが潮でちょっとサビてきたり、波をかぶってしまうときもあるので…布製だと心もとないかもしれません。



まぁそれでも2年間壊れてないし、いっかな~と。
タブレットホルダー
タブレットをモニターにして操縦したいときに使うアイテム。
タブレットのほうが画面サイズが大きくて見やすくて、周りの人にも見せやすいし良いかな~と思ったんですが…私は【即準備!即撮影!】したいシチュエーションが多く、このホルダーをつけるひと手間すらもったいなくて断念。
モニターサンシェード
眩しい場所で空撮すると、モニター(スマホ)の画面が見えにくくなります。このシェードでモニターに日陰をつくることで見えやすくなります。
私はタブレットホルダーと同様、即撮影!の機動力を重視するために断念。眩しい場所でのフライトは、なんとか日陰をつくるほうが手っ取り早いです。



私はよく土下座みたいな格好になってます
まとめ
どんなシチュエーションで空影するかによって、必要なアクセサリーは変わってきます。が、買ってよかったものたちは、万人におすすめしたいアイテムばかり!ぜひ使ってみてくださいね。


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