徳之島の誇る白い砂浜のビーチといえば畦(あぜ)プリンスビーチ!「せっかく白い砂浜なのに、ナマコやウニが多くてちょっと嫌…」って人もいるかもしれません。なぜ白い砂浜には、ナマコやウニが多いのかを知ったら、「居てくれてありがとう!」って気持ちになるかも!自然と共生するヒントが見つかれば嬉しいです。
国立公園!プリンスビーチ
1972年、当時の皇太子さまと美智子妃殿下が散策されたのがこのビーチの名前の由来。奄美群島国立公園の一部でもあります。
世界自然遺産登録に向けて、国立公園化
BBQ施設もあるよ!使用許可を取っておくと◎
白い砂浜が広がる美しいビーチ!
でも…そもそもなんで砂浜が白いんだろう?
プリンスビーチの砂浜が白い理由
1.珊瑚の死骸が細かく砕かれて砂になった
珊瑚からできた石灰岩や珊瑚の死骸、貝殻は海流に砕かれて白い砂になります。
これ、見たことあります?よく砂浜にも落ちてる謎のかたちをした白い物体。
正解はウニの殻。突起物のひとつひとつからトゲが出てたんですね~。こういうのが砕けて、砂の一部になっているかもしれません。
サンゴ礁で出来た島は、より白い砂浜が多い!
2.ブダイのフン
ブダイ(沖縄ではイラブチャー)という魚は、強く硬い歯を持っています。その威力は珊瑚を付着した藻を食べるために、珊瑚を噛み砕けるほど!
ブダイは消化できない砕けた珊瑚=汚れのとれた綺麗な珊瑚=石灰質を排出します。その量はたった1匹で年間数百キロの砂に!
素潜りでも結構見る~!
3.ナマコ・ウニのフン
プリンスビーチで砂まみれのナマコ、見たことありませんか?実はナマコって砂についた有機物を食べるために、砂ごと食べるんです。排出物はきれいになった砂。クリーニングしてくれてるんですね!
砂まみれのナマコは「クロナマコ」、砂がくっつかないナマコは「ニセクロナマコ」。紛らわしい!
これもナマコ。プリンスビーチやヨナマビーチでも水底を這っているのをよく見かけます。「オオイカリナマコ」という名は、骨が錨の形だからなんだとか。体長3-4mと結構長い。やっぱり砂を食べてクリーニングしてくれています。
国内分布の最北が徳之島なんだって
ウニの一種、ガンガゼ。トゲが長いのが特徴の危険生物です。これも砂を食べて、排泄物は綺麗な砂。
結構歩くスピードが速かったり、真ん中のオレンジの部分が肛門だったりと意外とギャップがあったりします。
白い砂浜は生き物との共生で成り立っている
正直、白い砂浜にナマコやウニがいたり、白い砂浜は死骸だらけと聞くとちょっと嫌な気持ちになってしまうかもしれません。ですが、美しい景色を作ってくれている立役者だと知ると、共生って大事だなって思えるかも!
やっぱり物事には理由があるんだね~面白い!
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アクセス・口コミ
住所 | 鹿児島県大島郡徳之島町山 |
Google評価 | ★★★★☆(4.6) 口コミ |
プリンスビーチに潜む有毒生物に注意!
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