【第3回】琉球列島の成り立ち【ざっくり知っとこ】

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2021/7/26、ついに奄美・琉球が世界自然遺産に登録されました!18年間の積み重ねがやっと形になった瞬間です。
奄美・琉球に多様な生き物が生息している背景には、琉球列島の成り立ちが深くかかわっていることをご存じですか?
今回は、審議のまえにYoutubeで放映されていた「琉球列島の成り立ち」について、補足も加えつつざっくりまとめました。

目次

1200万年前 ユーラシア大陸の一部

琉球列島は陸続きで、大陸と共通の生き物が住んでいたんです。

引用:鹿児島世界自然遺産 Youtubeキャプチャ

1200万年~200万年前 大規模な地殻変動

フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下方に沈み込んで、沖縄トラフという海域ができました。

引用:鹿児島世界自然遺産 Youtubeキャプチャ

沖縄トラフの拡大によって、琉球列島は大陸から切り離されました
その後海峡が形成され、中琉球/南琉球に分断。

引用:鹿児島世界自然遺産 Youtubeキャプチャ

大陸と海で隔てられたため、生き物たちは行き来できなくなったんです。

古い時代に隔離された生き物の中には、近隣地域に生息していた同種や近縁種が絶滅したものも。
中琉球にだけ遺された生き物を、遺存固有種といいます。

遺存固有種

  • アマミノクロウサギ
引用:鹿児島世界自然遺産 Youtubeキャプチャ

大陸では絶滅してしまったクロウサギが、奄美大島・徳之島で500万年も姿を変えずに生き続けてこれたのは、ハブと共存してたから。

びっくりなちゃれ

ハブは生態系のトップにいたけど、寒さには弱い。だからアマミノクロウサギのほら穴で共生して暖をとったんだとか…!そのぶん、アマミノクロウサギはハブに守ってもらってたのかな。すごい生存戦略。

200万年以降 地殻変動

地殻変動によって琉球が細分化され、現在の島々になっていきます。

奄美大島/徳之島➡大陸からの分離によって生まれた島
喜界島/沖永良部島 / 与論島➡海底サンゴ礁の隆起によって生まれた島

ひらめきなちゃれ

奄美群島で世界自然遺産登録されたのは、大陸からの分離で生まれた島なんだね!

生き物も島ごとに隔離され、それぞれの島で独自の進化を遂げました。これを新固有種といいます。

新固有種

  • 奄美大島:アマミトゲネズミ
  • 徳之島 :トクノシマトゲネズミ
  • 沖縄北部:オキナワトゲネズミ
引用:鹿児島世界自然遺産 Youtubeキャプチャ

氷期(海面低下)⇔間氷期(海面上昇)が何度も訪れ、島々は分断・結合を繰り返したんです。
氷期に大陸から南琉球に来たヤマネコがイリオモテヤマネコに分化しました。

引用:鹿児島世界自然遺産 Youtubeキャプチャ

西表島を含む南琉球には遺存固有種が見られず、大陸の種と類縁関係が強い新固有種が多いんです。
これは南琉球が中琉球よりも新しい時代に大陸と分断されたからとみられています。

南琉球の新固有種

  • イリオモテヤマネコ
  • ヤエヤマセマルハコガメ
  • コガタハナサキガエル

日本の絶滅危惧種のうち、奄美・琉球に見られる種の割合

  • 維管束植物 56%(24種類)
  • 陸生哺乳類 42%(10種類)
  • 両生類 60%(12種類)
  • 昆虫類 53%(19種類)
ひらめきなちゃれ

日本の面積の1%に満たない島々にこれだけの種がいるのって貴重…!

参考にしました!

世界遺産シリーズ

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