徳之島にはカメがたくさんいます。せっかくなら一緒に泳いだり、写真を撮ってみませんか?コツを知っておくだけで、距離がぐっと近付ける可能性が上がります。今回はシュノーケリングとスキンダイビングの場合のコツをまとめました。
徳之島のカメはもちろん野生。会える時が95%ですが、100%確実ではないことをご了承ください。
徳之島にいるカメはだいたい「アオウミガメ」
この記事でいう「カメ」はアオウミガメのこと。徳之島でアカウミガメやタイマイにも出会ったことはありますが、激レア。なので出会えるカメは基本的にアオウミガメと思って間違いないでしょう。
顔がかわいい➡アオウミガメ
顔がこわい ➡アカウミガメ
顔が鳥っぽい➡タイマイ
ここからは、アオウミガメと一緒に泳いだり、写真&動画を撮影をするコツをお伝えします!
コツ① 泳ぐ場所を選ぶ
徳之島ではカメと出会えるポイントが数多くあります。
- 秋利神(岸際)
- 井之川(ちょっと沖)
- クジラ岬
「亀」の付く地名が多いのも納得。
出逢えるポイントのなかでも、イチオシなのが千間海岸。空港よりちょっと南にあるビーチです。道路の斜面がちょっときついので、馬力のある車で行くほうが安心。
ちなみにこのビーチは電波が入りません。Googleマップなどは圏外に入る前に表示しておきましょう。
カメと泳ぐなら千間海岸!おすすめの理由
- カメが人馴れしてる(逃げにくい)
- カメの頭数が多い
- ラッキーなら浅場でも出逢える
- スキンダイビングならカメが練習相手になってくれる
- ダイビングなら超近付いたり、下から狙って撮れる
最大のポイントは、カメが人馴れしていること。他のポイントで会うカメは、結構な距離があっても気配を感じ取られてさーっと逃げられがち。一瞬シルエットが見えたかな?程度になってしまうことも。
でも、千間海岸ならここまで近付けます。(うまくいけばね)
おとなが立てるくらいの水深で、ここまで近付ける!逃げない!なんなら無視されたり、ヒレが当たったりする!頭数も多いし…全国的に見ても、こんなに恵まれたポイントはないのでは…?
めっちゃ近付けるけど、おさわりや餌付けは禁止ね。
人間を恐れずに近寄ってくれるのは、いままでの人間がそういうことをしてこなかったからだよ。
千間海岸は私もよく初心者のお客様もお連れしますが、プロがいない状況で行くのはおすすめしません。海況判断が必要だったり、電波がつながらない場所で万が一が起きたら対処が遅れます。
ダイビングよりもシュノーケリングのほうが事故が多いのは、「プロがいなくても大丈夫!」くらいのレベル感の人の過信が多いからではないでしょうか…
ここならライフセーバーがいるよ!
コツ② タイミングを見計らう
シュノーケリングの場合
シュノーケリング=水面を泳ぐ場合のタイミングのコツです。水中に潜らないぶん、よりタイミングを狙って逃がさないようにすると◎
- カメが水深1~2mにいて、食事中の時
-
水深1m~2mのところでカメと会えたらラッキー!しかも食事中だったらまったりモードの可能性大。じっくり観察できるチャンスかも。
- カメが深場から水面に上がって、水面スレスレのとき
-
カメは呼吸をしに水面にやってきます。
浮上してきたカメと適度な距離をとりつつ追うと、途中でカメが息苦しくなり、慌てて呼吸して深場に戻っていく姿も見れます。呼吸後もまだ水面にいたら、もう一度呼吸する可能性が大!2回目のシャッターチャンスが訪れます。 こんわくなちゃれ慌ててるとこ、結構かわいいのよね
ちなみにカメは呼吸と同時に他のことが出来ないんだとか。なのでヒレなどの動作がとまるときがシャッターチャンス
かも!呼吸のタイミングを狙うとこんな写真も!
はなまるなちゃれ上からや、半水面も挑戦してもいいね!難易度高いけどたのしい!
- カメがずっと中層を泳いでいるとき
-
移動中です。遠くから見てても、気配を感じ取られて方向転換されがち。なかなか近づけません。
にんまりなちゃれ素潜りやダイビングなら、話は別。
- カメが深場でじっとしているとき
-
お食事中か、ぼんやりしているか…水面で待っててもなかなか上がってきてくれないでしょう。
あかるいなちゃれ水中にいるダイバーたちに撮影されるなどの刺激を受けると、動き始めるかも?
スキンダイビングの場合
スキンダイビング=素潜りの場合のタイミングのコツです。シュノーケリングのコツに加えて、気にしたら
- 自分が余裕で潜れる水深よりも浅いところにカメがいる
-
安全第一。
カメが途中で方向転換するなどの可能性に備えて、余裕で潜れる水深までにしましょう。 にんまりなちゃれついつい追っかけちゃうからな~
スキンダイビングの練習に付き合ってくれるカメさん
(ただ無視されてるだけ)潜れると、こんなアングルも狙える!
- カメの進行方向が自分or水面に向かってる
-
カメを追うのが後ろからだと追いつきません。水底に向かっていくのを追いかけても無理です。水中生物には勝てません。
だるだるなちゃれ「うさぎとカメ」でカメが鈍足なのは陸だからよ!
スキンダイビングならGoproがおすすめ!
ダイビングの場合
見ての通り、食事に夢中で人間ガン無視。
(私に近付いてやっと気付くなんて、失礼しちゃう!)
なので、近付くタイミングなんて気にしなくてOK。
(ちなみにこの動画だけ秋利神。珍しい!)
体験ダイビングでこの距離。やば!
この子はいつも同じにいるから、お客様に会わせやすくて助かる~
ストロボを直射して写真を撮ると、ちょっと嫌がります。人間も一緒ですよね。当てるときは、顔をすこし外した位置を狙ってあげてください。
コツ③ 出会う位置を調整する
カメが矢印の向きに進んでいるとき、自分はAの位置にいるとGood。
カメは後ろから追いかけられると逃げる習性がありますが、正面に回り込むと案外おとなしくしてくれます。
とはいえ、最初はCの位置から追いかけちゃいがち。ぐっとこらえて、Aの位置に回り込みましょう。そのとき、Bを通ると横過ぎて気配を察せられるかも…少し遠回りをすると逃げれられにくいですよ!
もし水深も調整できるなら、カメと目の高さを揃えるのがおすすめ。Aの位置まで回り込んで、ちょっと離れた位置から潜り始めるとGood。(自分が潜行している間にもカメは近付いてくるからね)
コツ④ キックの音を立てない
シュノーケリング、スキンダイビングはフィンキックで移動します。そのときに水面をばちゃばちゃ叩くようなキックをすると、敵が来たと思われて逃げられてしまいます。そもそもキック音がするということは、水面より上にフィンが上がっているということ。空気中をキックしても進めないので、無駄な労力に…。いいことないです。
ポイントは、ケツにぐっと力をいれて、腰を沈めてキックすること。足が水面に出ず、静か~に近付いていける可能性が高まります。
潜るとおいしそうな魚しか目につかない人はこちらへどうぞ
徳之島でカメと泳ご!
徳之島のカメたち(特に千間海岸)は、ペットか?ってくらい近付けたり、一緒に泳げたり。餌付けしないでこんな環境なのは本当にすごい!ぜひ一緒に泳いでみませんか?不安な方は初心者向けコースもご用意。お子様と一緒も大歓迎!
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