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全国の闘牛ファンの聖地【なくさみ館】

野球の聖地は甲子園。闘牛の聖地はなくさみ館!それは徳之島でいちばん大きな闘牛場。なくさみ館で行われる全島一は、闘牛No.1を決める大会。日本一を決める大会と言っても過言ではないほどの熱狂の渦が!今回はなくさみ館と、施設の裏手にいる闘牛を紹介します。

目次

なくさみ館とは

なくさみ館は徳之島の伊仙町にある、島でいちばん大きな闘牛場です。

「なくさみ」とは「なぐさめる」という意味。徳之島が薩摩藩の統治下だったときも、アメリカ領だったときも、闘牛は続いていました。過酷な日々のつらさをなぐさめることが始まりだったそう。古くは闘牛だけでなく、島唄や魚釣りのこともなくさみと呼んでいました。

正面は闘牛の入場口。入口奥に広がる会場へ続く道はまさにリングイン!

試合がある時期には、闘牛入退場口のまえに仮設テントが張られ、当日券が発売されます。屋台があることも!

大きな試合はいつあるの?
  • 年始
  • 3月末
  • ゴールデンウイーク
  • お盆
  • 10月3週目
はなまるなちゃれ

大型連休といっしょの時期だね!

大型の試合があるときは、こんなに広~い駐車場も満室。さらに道中も路上駐車だらけになって、なかなか帰れないほど!

びっくりなちゃれ

いったいどこにそんな人口いたの?ってくらい集まります。試合開始1時間前に来て、座れたらラッキー。

なくさみ館には闘牛資料館もありますが、2021年9月現在、コロナの影響で休館中…。再開したら追って取材します!

なくさみ館の会場内

闘牛入場口から入った景色。試合等がなければ、いつでも入れます。運が良ければ練習試合をしていることも。

ひらめきなちゃれ

日曜夕方に練習試合していることが多いみたい

にんまりなちゃれ

試合時のリングインの様子。気迫十分!

席はこんな感じ。応援団コーナーだけは関係者しか入れませんが、それ以外は全席自由です。

あかるいなちゃれ

座席はコンクリートなので、レジャーシートや配布されたパンフレットなどを敷いている人も多いよ。

どこの席がおすすめ?

最前列

上級者向け。迫力満載!闘牛が柵の超近くで闘ったり、砂を蹴る場合があります。牛が自分にお尻を向けているときに砂を蹴るとモロかぶりなので要注意。三脚立てたい人は移動の邪魔にならないよう、最前列がおすすめ。(座席は通路を兼ねてるからね…)

中段

バランス◎。人気の席なので早めにいかないと埋まっちゃいます。

私は以前、荷物で席を取ってるひとたちの側を選んだら、「その辺まで席取ってたんだけど!」って強気で言われて負けたことがあります。

最上段

トイレが近い人、途中で出入りしなきゃいけない人はここがおすすめ。屋根がない場所もあるので、日差しや雨が入ってくることも。あと柱が邪魔で見えないこともしばしば。

柵の超近くの闘い&砂ぼこりの様子

びっくりなちゃれ

ドキドキっ…!

試合後は喜び爆発!ワイドワイド!と手舞・指笛が舞います。見てるこっちも嬉しくなっちゃう!

闘牛ソングも要チェック!

なくさみ館の裏には闘牛小屋が!

闘牛の試合は毎日行っているわけではありません。ですが、なくさみ館の裏手には闘牛小屋があります。牛主さんがいらっしゃったら一声かけて見学させてもらえることも。

このエリアは私有地です。闘牛がいないこともあります。

なくさみ館以外でも闘牛に会えるよ!

なくさみ館と赤い小屋の間の通路を進んでいきます。

なくさみ館を左手に見つつ進んでいくと、奥に牛小屋が見えてきました。

牛に会う前に、亀に会えます。

ふしぎななちゃれ

な…なんで?

牛小屋に到着。元気に鳴いてました!

2022年は闘牛大会の再開に期待

2021年もコロナの影響でたくさんの闘牛大会がなくなってしまいました。。牛主のみなさんは闘う機会がなくてしんどいと思います。闘牛たちも、一番調子のいいときに戦えなかったら…!かなしい。

戦時中ですら続いた闘牛。コロナなんかに負けずに、また皆でお祭り騒ぎ出来る日を心待ちにしています!

アクセス

住所 鹿児島県大島郡伊仙町目手久626
電話番号0997-86-2093
Google評価★★★☆☆(3.8) 口コミ

闘牛大会の映像を商業利用する場合、撮影許可が必要です

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