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なぜザトウクジラは冬の徳之島にやってくるの?愛と感動のドラマを解説

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例年1~3月になると、奄美群島や沖縄本島にザトウクジラがやってきます。徳之島でも、そろそろ目撃情報があがってくるシーズンに突入!わくわく。でも…そもそも何故ザトウクジラは冬の徳之島にやってくるのでしょう?実は壮大な旅の理由と、親子の愛と感動のドラマがありました。

目次

ザトウクジラとは?

小学生向けに海の授業をしたときの資料をぼちぼち交えながら解説します。

参考・引用サイト

ザトウクジラの大回遊

ザトウクジラは大陸や島の沿岸部を好み、ほぼ全海洋に分布するとされています。1年の季節によって、繁殖場と餌場の2つの離れた海域で過ごし、両海域間を周期的に移動しています。冬には低緯度の暖かい海で交尾・出産・子育てなどの繁殖活動をして、夏には餌の豊富な高緯度の冷たい海で餌を食べます。

認定NPO法人 エバーラスティング

ピンク:冬の繁殖場、ブルー:夏のエサ場

引用: 認定NPO法人 エバーラスティング

夏:エサが豊富な冷たい海にいる

ザトウクジラが好んで食べるのは、オキアミなど。

ひらめきなちゃれ

釣り人がよくエサとして使うオキアミ。体長3~6cmと大きめのプランクトンに分類されるよ。一体何匹食べるんだろうか…

魚を取る量
引用:おしごとはくぶつかん

クジラの捕食シーン

引用:grape

夏の間にめっちゃ食べておいて、冬は食べないそう。なので残念ながら捕食シーンは日本近海では見ることはできません。

それにしても…夏の蓄えだけで数千キロ移動したり、出産・子育てしたり…クジラの生命力半端ない。

ガリべんなちゃれ

スイムの話するとよく聞かれるのが、「クジラに食べられないの?」って質問。
夏にプランクトンや小魚しか食べないので、冬に人間を誤飲することはまずありません。

狩りの解説

狩りの映像

びっくりなちゃれ

さすがBBCの映像…!えげつないくらい、すんげぇ。

クジラは神様だった

昔、人間には魚の群れを見つける技術がなく、魚の餌となるオキアミのいる場所を知るクジラは、日本人にとっては魚の発生場所を教えてくれる大切な存在でした。古く縄文時代からこの恩恵を受けていたそうで、生きるために必要な食料の在り処を示してくれるクジラは、当時の人々にとって神様のような存在でした。

引用:Type Sea

冬:出産・子育て・繁殖のために温かい海にいる

てれてれなちゃれ

下は母子のクジラの写真。子どもはまだまだ泳ぎがへたっぴで、やんちゃ。そんな子をアシストするように、ヒレで支えてあげてるお母さん。愛が壮大ッ…!

すきすきなちゃれ

1月に出会った子クジラはまだ小さくて白くて泳ぎも下手っぴだったけど、数週間ぶりに会えたら大きくなってて、ブリーチ(ジャンプ)に挑戦してたりするのよ!かわいいのよ~!

徳之島の場合

スクロールできます
12月中旬くらいから目撃情報がちらほら。
徳之島には目もくれず、沖縄方面にガンガン泳いで南下中の場合が多い。
1月頭数が増え、中旬頃からスイム出来る可能性が上がってくる。
子連れの母クジラが増え、徳之島近海で子育てする場合も。
オスは母クジラをナンパ中。
(エスコートしたり、ラブソング歌ったり、オス同士でバトルしたり)
2月頭数ピークに。
子クジラが成長し、ブリーチ(ジャンプ)や泳ぐ練習をする姿も。
大規模な移動が少ないので、わりとゆったり泳いでくれる時期。
オスは相変わらずナンパ中。
3月クジラたちが北上していく。中旬頃から目撃頭数激減。
母が子を親離れさせようと必死なシーンには涙涙。
沖縄周辺で子育てしていたクジラたちが帰路に着いていることも。
オスは結構焦ってナンパしてる。
4月たまにナンパに失敗したオスが慌てて&さみしく北上していることが…。
あせあせなちゃれ

移動期間中はクジラはガンガン泳いでることが多いよ。人間と一緒で、激しい運動中は息継ぎの間隔がせまくなるから、ブロー(潮吹き)が発見しやすい。
でも、スイムはさせてもらいにくい。だって高速で通り過ぎちゃうんだもの!

オスはメスにモテたい!

オスが使うナンパ術のひとつに、ラブソングがあります。
歌うクジラのことを通称「シンガー」といい、流行歌があったり、音痴がいたり…人間とそっくり。

筆者が撮影した、シンガーの動画つき

こんわくなちゃれ

気付いたかしら…
母子といっしょにいるオスは、その子の父ではないのです…!ちっとも子育てに参加せず、他のメスを追っかけまわしています。

おまけの雑学
  • ザトウクジラの出産シーンの映像は、まだ世界中のどこにもない(はず)
  • 寝ながら泳げる
  • 平均寿命は77歳

日本でザトウクジラに出会える場所

実は奄美群島や沖縄以外でも、ザトウクジラと会える場所があります。その土地によって、スイムはせずウォッチングだけ行っていたり、過去に捕鯨していた地域だったり…特色があります。

山口県にあるくじら資料。捕鯨の貴重な資料がいっぱいありました。

イルカ・クジラに会える場所まとめ

ふしぎななちゃれ

ちなみに、ハワイやアメリカ方面に南下しているクジラたちは、おなかが白いことが多いみたい。人間も、肌の色が違ったりするしね。そういうもんなのかな?
おなかが白いと海が濁ってても写真にはっきり写ってくれるからうらやましいけど…おなかが黒いほうがかっこいいから好き~

奄美・沖縄でも会えないエリアが

奄美・沖縄エリアで注意したいのが、実はすべての島で出会えるわけではないということ。

奄美群島では、観光の島として有名な「与論島」でのクジラ目撃情報はかなり少なく、ホエールウォッチング業者もないと思われます。(ググった範囲ですが…)

ふしぎななちゃれ

小さくて遠浅な島だから、クジラが近づきにくいのかな?

沖縄は、沖縄本島・阿嘉島(ケラマ)・久米島ではホエールウォッチングもスイムも盛んですが、それより南の宮古島・石垣島エリアにはほぼ来ません。宮古で老舗のダイビングショップを営んでいる方も、宮古では見たことないとのこと。

ガリべんなちゃれ

南限が沖縄本島近辺なのかもしれないね

徳之島のクジラと、最高に熱い冬を

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